カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧 |
by TessinS
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ジローナ県のサルという町でカタルーニャ初のミルク自動販売機が設置された。
この企画は、畜産業に携わるパジェスから提案されたものだ。1リットル1ユーロ(今日の為替で130円)と安い。それも、昨日絞られたミルクなので「新鮮ミルクをどうぞ」というのがキャッチフレーズ。 自動販売機の中に、冷蔵機能が装置されていて数日は持つそうだが、売れ行きが良いので毎日ミルクを注いでいる。容器などもリサイクルして使えるので、エコのコンセプトとしても受け入れが良さそうだ。 この企画は、もともとこの数年カタルーニャの畜産業が減少してきている傾向から解決法として提案された。ヨーロッパ外から入ってくる安い品物には、値段では勝てない。そこで、仲介人を外せば値段が多少は安くなる。事実、農業サイクルの中で一番利益を出しているのが仲介人。つまり、仲介人を外し、生産者と消費者を直接リンクさせれば、両者とも得をするのではないかという案から出てきたのだ。これから、ジローナ県全体に発展させていく予定だ。 果物生産者なども同じようなことが言える。ジローナ県の果物生産者が果物の木を名付親として買えるシステムを始めたのだ。都市に住む人達が果物の木を名付親として買う、そして果物が出来るようになると普段よりは、安い値段で果物を購入することが出来る。果物生産者としては、利益もあるし、消費者としても利益があるのだ。 このように先進国での農業の状況は、大変シビアだが工夫案をだしていけば生き残れる産業なのかもしれない。 カタルーニャ初の自動販売機でミルクを買ってみたいと思う人は、ポチ 人気ブログランキングへ
by tessins
| 2009-04-17 16:30
| カタルーニャニュース
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