カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧


スペインカタルーニャでのあっぱれ小僧の観察日誌。あっぱれ小僧が観察しているカタルーニャをKen Officeがご案内しています(旅行、通訳・翻訳、文化交流など)。        tessin@ken-sano.com
by TessinS
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カーザ・シレーラのクリスマスランチ

25日クリスマスの日の昼食は、家族全員カーザ・シレーラに集合。毎年のように、2時から昼食が開始。といっても、2時集合、本格的に始まるのは2時半頃なのだが。
今日の昼食メニューは、まずピカピカ(前菜のバリエーション)
エビ、ムール貝、「海のかたつむり」といわれる巻貝の一種、ガリシア風タコ、ローザ特性のオードブルの盛り合わせ、これを作るお手伝いをした。薄切り食パンにハムとバターを巻きつけ、丸まったものに砂糖をかけ、熱したこてで「ジュッ」と焼くのだが、ケムリもうもうで大変だった。一回ローザにこげ具合を確認したが、不合格だったので、もう一度やり直し。苦労の甲斐があったのか、結構評判がよかった。
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その後は、エスクデーリャというカタルーニャの典型的なスープ。肉骨と野菜をベースに何時間もぐつぐつ煮て、ガレットというパスタを茹でて出来上がり。カタルーニャのパジェスでは、クリスマスと言うとエスクデーリャ。今回は、特別クリスマスプレゼントが入っていた。といううのも、料理の準備をしている時に、ローザは焦っていたのか、片手ではオードブルの用意、もう一つの手では、エスクデーリャをかき混ぜていた。そして、オードブルに乗っていたアンチョビが、エスクデーリャの中に落ちてしまったのだ。スープを配りアンチョビが当たった人には、「クリスマスプレゼントだよ」という事で、了解をした。アンチョビを取り出しても良かったのだが、スープ5リットルその上に、ガレットパスタの中に入ってしまったアンチョビ君、見つける事は不可能だったのだ。
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ここで、口直しという事で、お袋特性パイナップルシャーベット。

この後にメインの鳥丸焼きが出るのだ。はっきり言ってこの時点でお腹一杯になるのだが、1日唯一の食事なので頑張る(朝食と夕食抜き)。鳥丸焼きの腹の中には、色々な物が詰まっている。ブティファーラ(ソーセージ)、豚の三枚肉、松の実、プルーン、アプリコットなど。
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弟のシオンが鶏肉を切っている。

そして、デザート。今回のデザートは、ローザ特性チョコレート・ケーキにイタリア製のパネトーネ。カタルーニャでは、デザートでカバ(スパークリングワイン)をあけ、乾杯、「チンチン」。グラスとグラスがかちんとなる事を「チンチン」と言うそうだ。カタルーニャの人に、日本語の意味を説明すると受ける。
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カーザ・シレーラから見えた夕焼け。

デザートの後には、恒例のカードゲームが始まり、長々と夜の7時、8時まで続くのだ。
今年もついつい食べ過ぎてしまったのだ。
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by tessins | 2008-12-30 20:12 | カタルーニャの生活

Bones festes

クリスマスの時期になると、急に社交行事が増える。
20日、友達の誕生日パーティー
21日、Ken Office忘年会
24日、友達と飲み会
25日、カーザ・シレーラでクリスマスランチ
26日、Can Sano(佐野家)でサン・エステーベランチ
31日、友達と年末年始ディナー

とスケージュール盛りだくさん。クリスマス時期になると2、3キロは太るのが当たりまえ。
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2008年も残りわずか。今年を振り返ってみると色々あったが、いい年だったなと思う。
2009年は、経済危機で大変な年になりそうだが、今年よりいい年になるように努力していこうと思う。

Bon Nadal i Feliç any nou!!!!!
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by tessins | 2008-12-23 18:28 | カタルーニャの生活

おばあちゃんの死

おばあちゃんが12月8日に朝の8時半に亡くなった。96歳と8ヶ月だった。
元気なおばあちゃんで、8ヶ月前までソルソーナで生活をしていた。今年、4月6日の誕生日をお祝いした後、日本へ帰国した。
何回も口喧嘩をした、頑固なおばあちゃんだったが、一緒に踊ったり、歌ったりした事を覚えている。僕の結婚式の時に、ピアニカ演奏をしてくれた事も思い出す。

若い頃は、ハイカラなおばあちゃんだったんだよ、という話を何回も聞かされた。師範学校の学生時代、修学旅行で京都へ行ったときに、お寺を見学するのに飽きてしまい、ハイカラなお店でお茶を飲んでいた、という話だ。
生まれは、浅草という事で、ちょっとした、反抗心がある、いきがっていたおばあちゃんだった。「口が梅干の形しているよ」とからかうと、「そんな事ないよ」とすぐ怒っていた事を思い出す。
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ソルーソーナで生活している時も、スペイン語もカタラン語も喋らないのに、人とコミュニケーションをはかっていた。初対面の人でも、日本語で話し始め、自分で言いたい事を言っていたという感じだが。
「心で人間は、分かり合えるんだよ」と。
一度、散歩に出て、迷子になってしまい、言葉が分からないのでソルソーナの老人ホームまで連れて行かれた事もある。そしたら、「ソルソーナの老人ホーム結構面白かったよ」と。言葉も分からないのに、どうやって楽しんだのかな、と、今でも謎だ。

色々とあったけど、96年と8ヶ月お疲れ様でした。
明治、大正、昭和、平成を生きてきたおばあちゃんから、色々学ぶ事がありました。何処へ行ってしまったのか分からないけど、多分おじいちゃんと一緒に居るんだろう。そして、二人でいつもどおり、朝食のトーストパンについて口喧嘩をしているのだろう。
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by tessins | 2008-12-19 18:47 | カタルーニャの生活

クラシコ・バルサ対マドリッド

スペインでは知りあいでない人とは政治、宗教、サッカーの話はしてはいけないと言われるほど、サッカーが重要な位置をしめている。
それも、バルサ対マドリッドとなると、日本の巨人対阪神戦より盛り上がるのだ。
12月13日にバルセロナのカム・ノウで行われた試合も盛り上がった。特に今年のバルサは、去年の屈辱を晴らす為に、普通ではない意気込み。
去年のリーガ(国内リーグ戦)といえば、バルサはチームとしてのまとまりが無く、マドリッドに優勝を持っていかれただけでは無く、パシーリョでマドリッドの選手を迎えるはめになったのだ。優勝が決まったチームを、対戦相手のチームのプレイヤーが人間通路を作り、この優勝したチームを拍手で迎えるといった、スペインサッカーの中でも一番屈辱と言われているパシーリョだったのだ。
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今回の試合の日は、ちょうどバルサファン友達とマドリッドに行っていたのでマドリッドのバルで試合を観戦した。
試合の結果は、バルサが後半15分で2点を決め勝利を得た。
試合を観戦したバルでは、マドリッドファンが大半だったが、我々も頭数は多かったので、応援は半々だった。その中でも、マドリッドファンの一人が我々の存在を意識して大声で、マドリッドを応援していた。バルサが最初のゴールを決めた時、我々はバルマンに頼み、彼に慰めの為にビールを一杯おごった。最初は、「バルサファンがおごったビールは飲まないぞ」という表情をしていたが、ちょびちょび飲み始めたら表情も変わっていった。
そしてバルサのゴールがもう一本決まった。
彼もこの試合は諦めたのか、こっちを向き「僕の彼女にもおごってくれるかな」と。

バルサがマドリッドに勝つと、バルセロナの人達は車でクラクションを鳴らしながら夜遅くまで町中をうねり走る。また、ランブラス通りにあるカナレータスという噴水の周りに集まり水を飲んだり、噴水によじ上ったりと勝利のお祝いの仕方は色々だ。
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何故バルサ対マドリッドとなると、こっちの人はそこまでも熱くなるのか。
そこには、歴史的な観念がある。昔から、マドリッドは中央主義で、スペインの首都として自尊心旺盛。
バルセロナは、スペインの第2首都だが、カタルーニャの首都としてマドリッドには、頭を下げないぞといった様な雰囲気がある。
カタルーニャでは、独自の言葉を持ち独自の文化を持っている。
スペインから独立したいという気持ちを持っている人もいる位、アイデンティティーが濃い。
マドリッドはマドリッドで、自分達の中央主義という誇りを保つために、クラシコになると張り切るのだ。バルサにいた選手がマドリッドに移ると、観客に「裏切り者」とブーイングされるし、ひどい時には本当の豚の頭をサッカー場に投げつけられたりする。

今年スイス・オーストリアで開かれたヨーロッパカップでは、スペインが優勝したが、カタルーニャでは、たいしたお祭りムードにはならなかった。何故かというと、カタルーニャが勝ったのではなくスペインが優勝したからだ。逆にカタルーニャ人は、スペインが対戦する相手チームを応援する事もあるのだ。

この様に、サッカーを通し、スペイン国内の状況を理解する事が出来る。つまり、彼達にとって、サッカーは単なるスポーツではなく、自分のアイデンティティーを守る手段でもあることがわかるのだ。
そしてこの両チームの対戦をクラシコという。次のクラシコは、マドリッドのホームグラウンドで5月3日に行われる。これからも、リーガの先行きが楽しみだ。
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by tessins | 2008-12-18 03:38 | カタルーニャの生活


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