カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧


スペインカタルーニャでのあっぱれ小僧の観察日誌。あっぱれ小僧が観察しているカタルーニャをKen Officeがご案内しています(旅行、通訳・翻訳、文化交流など)。        tessin@ken-sano.com
by TessinS
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手作りランプ

今週末は、手作りランプに挑戦。まず木を選び、嫁のお父さんジュアンに木をチェンソーで切ってもらう。
穴があいたところに、電球を取り付け、外側に白いガラスやプラスチックを取り付けて出来上がり。
b0144985_17534597.jpg

次回は、手作りスタンドに挑戦。
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by tessins | 2008-11-24 17:55 | カタルーニャの生活

南フランス一人旅・3

でっ、そのホテルか監獄かわからないような所から出たんだけど、外が朝の7:00だというのにけっこう寒くてね。耳とか手がちょう冷えちまってね、なぜか知らないけどぼくは、1km位離れている駅まで走って行こうと思ったんだけど、大きいリュックがけっこうじゃましてね、走るたびにぼくの肩をいためるんだよ。結局ぼくは走るのをやめたけど、体はけっこうあったかくなったんだ、本当だよ。その時ぼくは登山家達ってのは山を一人で歩いている時、こんな感じがするんだろうななんて考えていたんだ。
まあそんな事をしているうちにさびれた駅についたんだ。だけど“幸運”にもそこで一時間位待たなきゃいけなかたんだ、なんせそこはピレネー山脈の山の駅だよ、考えてもみなよ。でっ、また寒くなってきてしまったkら、風がスースー通る待合室に入ろうと思ったんだけど、中に2~3人位真っ暗な中で寝ていやがるんだよ、ひでえったらありゃしないよ。結局ぼくは外で待たなきゃいけなくなったんだけど、中で待っても外で待っても、どっちにしろ寒いことには変わりはなかったと思うけどね、多分。
もうこごえ死にそうな時になってやっと汽車が来たんだ、で、きっぷとかどこで買えばいいのかなと思って車掌に聞いてみたんだけど
「後できっぷ代をはらってくれればいいよ」って言ってのせてくれたんだ。結局電車代なんかはらわなかったんだ、なんせ車掌がきっぷを見にこなかったんだよ。SNCFっていうのはよくできてると思ったよ、その時。でもきっぷを持っていなかったから席に座っちゃまずいと思って、車両と車両の間に立っていたんだけどひどくゆれやがってね、その上に、同じよう名ことを ――つまりリュックをしょってただで汽車にのってるようなことだけどさっ―― してる奴らからジロジロ見られてね、次の駅に着いた時にはもう“ゲロ”がのどもとまで逆流しちまったんだけどさっ、結局ははかなかったんだけどさ、もう一生ああいう所には乗りたくないね、願えれば。そんなことをしているうちにマヌケな駅で汽車が止まっちまってね、そこが」終点だって言うんだ。またそこで一時間待ったんだ。山と山の間の小さい駅で、ラ・トゥール・デ・キャロルって言うんだけどさっ、人が全然いないのったらありゃしないのって、ひでえもんだよ。全然だよ。でっ、やっと、座り疲れてケツが痛くなった頃になって汽車がきたんだけど、けっこうこの汽車がよくてね。トロッコかなんかがついてるんだ。山の中のきれいな景色とかを見るために、一車両か二車両かをOpen(屋根をはずして)に改良してあるんだ。天気とかがよければ気持ちがいいんだけど、天気のやろうが悪いとひどいんだよ。
で、こういうトロッコとかにってのはいつも子供がいるんだな ――その時もフランスの子供達がいてね、南フランスの畑で働いているパジェスなんかに手を振ってるんだな、君にもみせてやりたかったよ。第一に、そういうトロッコとかっていうのは人をやさしくさせるんだな、本当だよ。例えば、税金をのがれるためにワリショーなんかを利用してる奴をトロッコなんかに乗せてみると、キット鼻水を出してるような奴とか、鳥のウンチのかかったカカシにだって手を振ると思うね、絶対だよ。
まあ、そんなトロッコにぼくも乗ってペルピニャンに向ったんだ。その間がすごく長くてね。5時間か6時間もかかったんだけど。そういう時ってのは、なんにもやることがなくても、あんまりあきないんだ、ぼくの場合は、本当なんだ。例えば隣に座ってるおばさんの読んでる本やなんかの題名かなんかを見たりしてるんだ。で、そのあばさんが急に立ち上がって ――そういう時にかぎって、急に立ち上がると、周りの人をびっくりさせるんだよ―― バッグから昼ごはん用のサンドイッチとかリンゴとかを取り出して食いだすんだな。こういうのを見てるのは、けっこうあきるもんじゃないよ。だけどさっ、ひどいことにそのサンドイッチを見て、なんか乏しい気持ちになったんだ。70歳位のおばさんがだよ、一人でさびたれた汽車の中で寂しい本 ――内容はさびしいか、さびしくないかわからないけど、外からは寂しいように見えたよ。本の端やカバーが、腰が曲がってるって感じで古ぼけていやがるんだよ。このあばさんが生まれた日にプレゼントされたっていう代物じゃないかな、キット―― を読みながら、誰が作ったかもわからないようなサンドイッチを食ってんだよ。で、その古びれた汽車でどこに行くのかもわからないような感じなんだ。多分、自分の家か、娘の家に行くんだろうけれど、そんな所に行ってもじゃま扱いされんじゃないかな、といったような顔をしてんだよ。ああいうのを見るとぼくは本当に悲しくなっちゃうんだ。
、、、、、、、っていう風に考えていくと、あきることができないのももっともだと思うんだ。
そんなことをしているうちに、そのあばさんもおりちゃって、景色も少しずつ山の景色から町の景へと変わっていったんだ。地図を持っていなかったからペルピニャンまであとどれぐらいあるのかはわからなかったんだ。だから車内放送に気をつけていたら“ペルピニャン”っていう言葉が聞こえたから ――フランス語はカタルーニャ語に似てるんだけど、発音が全然ちがっていてね、書いてあるものならなんとかわかるんだけど、その車内放送は“ペルピニャン”を聞き取るのに精一杯だったね―― 下りる用意をしてから下りて駅名表示を見たら“ペルピニャン”なんて書いてないんだ。おかしいなと思って近くを歩いていたおっさんに
「ここはペルピニャンですか?」って、カタルーニャ語で聞いたら、わかんなさそうな顔をしたから、今度は英語で聞き直したら、
「Next! Next!」って答えたんだ。あわてちゃってさっ、またさっきの汽車に乗り込んだんだけど、前まで座っていた席がもう他の人に取られてしまっていたんだ。で、しょうがないからまた車両と車両の間に立っていたんだけど、今度は短い区間だったからゆれても、はきたくなんなくてよかったんだよ。
ペルピニャンからは、もうすぐそこがスペインだろ、よく知ってる所だし、あとは簡単にこられたよ。

ほんの短い一人旅だったけれど、けっこうおもしろいこともあっていろいろ考えさせられることは多かったよ。君もこんどやってみるといいと思うよ。

南フランス一人旅編は終了です。
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by tessins | 2008-11-11 17:56 | 16歳の時の日記

南フランス一人旅・2

フランスに向かって歩いて行ったんだけど地図で見るとすぐにつきそうなのに--当然 何 km あるのかは知ってるよ。地図の横にある地図記号とかいうのを見ればいいんだ--
--全く遠いんだ。それにヒッチハイクをやってもだよ、だれも止まってくれないのなんのって--あの時はいちおう寝袋とかを車が止まってくれるためにと思って持っていったんだけどさっ。だって君、考えてもみなよ、寝袋も持っていなくて気合いが入ってない奴をさっ、だれも車に乗せようと思わないよ、本当。でっ、やっと止まってくれたと思ったら---その人は親切だったんだけど、耳が逆三角形でね、凄く個性的だったよ---1 km 位しか乗せてくれなかったんだ。といっても奴さんは15 km 位先にある フランスの国境まで乗せて行ってくれようとしたんだけどさっ、昼食時間だったからさっ、遠慮して
「いいです」って言ったんだ。
だって君、そんな事ぼくに出来ないじゃないか、なんせ昼食は奴さんの5本の指に入る趣味の一つだよ、そんなのをじゃま出来ないよ。
でっ、しょうがないからまた歩き出したんだ---あんなに足が痛くなった事はなかったよ本当に、---ちょうど、 フランス国境まであと一坂っていう時にだよ、マヌケな太陽っていうか地球っていうか、まあいいけど、とにかくぼくの目から太陽が見えなくなってきてしまったんだよ、日が暮れちゃったんだ。本当にヤバイと思ったよ。泊まる所なんてなかったし、明日までにはペルピニャにに着いてなければだめだったからだよ。本当にあせったよ。でもって必死に手をふりながらヒッチハイクをしはじめちゃってさっ、マヌケっぽいドイツ人達がやっとのことでのっけてくれたんだけどさっ、奴さん達 パス・デ・ラ・カ-ザ=国境の町でさ、止まって“夜食を買うんだっ”ってぼくのことをフランスとカタル-ニャの国境パス・デ・ラ・カ-ザで降ろしてくれたんだよ、ありがたくも。ぼくも、もう暗くなっていたからそこで泊まってもよかったんだけどさっ、前にも言ったように明日には、ペルピニャン に着いていたかったんだよ。でっ、 S.N.C.F (フランス国鉄)パス・デ・ラ・カ-ザには通っていないんだよ、これがまた。参ったよ。S.N.C.F で ペルピニャンまで行くつもりだったからなんだ。
まあそんな事もあって、暗い中をフランスの S.N.C.F が通っているポルトゥ・ピュイモランまで歩いて行ったんだけど、本当にあの時は心細かったよ。真暗だし車は10分に一台位しか通らないし、第一にピレネ-山脈の山道なんてのは日光のイロハ坂かなんかを夜中の3:00 位に歩くのよりひどいと思うよ。
それでやっとの事でその町に着いたと思ったらさっ---町の名前だけは覚えていたんだよ---  S.N.C.F の駅が見えないんだ。家で見た地図には駅の印があるのにだよ,そんなに疲れてたうえに明日また同じ事、つまりとほうもない距離をヒッチハイクしながら歩き続ける事だけどさっ、それを考えただけで脳しんとうを起こしそうだったよ。ひでえもんだよ。
でやっとホテルにたどり着いたんだ、といってもホテルと言えたらの話だけどさっ、でっ、まあホテルの主人に向かってまず 
「カタラン語をしゃべりますか?」って聞いたんだ。そしたら
「フランス語とスペイン語ちょっとしかしゃべれない」って奴さん言うからさっ、スペイン語で話はじめたんだ。
「一人分の部屋ありますか?」って聞いたら
「一人分ちょうどぴったりではないけれど、それでもいいですか?」って言ったんだ。もう疲れていたから
「もう、なんでもいいです」って言ったんだ。
そしたらさっリスの部屋っていう部屋に案内されたんだけどさっ、12個もベッドがありやがるんだよ。リスが聞いてあきれるよ、ゴリラっていう名前をつけるべきだったと思うね。だってそうじゃないか、リスなんて小さくて1個か2個位のベッドしかないような雰囲気をちらばしてるじゃないか。
でっ、次に大変なのは、そういう部屋にいるとどのベッドを選べばいいか迷う事だよ、本当。本を書くのにどういう言葉を選んでいいか迷うのよりひどいよ。まあ、いちおうぼくは一番ドアに近い所にあるベッドを選んだんだ。だって、カベにはってあった変な世界地図のポスタ-をあまり見たくなかったんだよ。そのポスターがひどい代物かなんかなんだよ。よくどっかのオフィスにはってあるような奴じゃないんだ。かといって学校にはってあるような奴でもないんだな。どっかの知らない画家が自殺しそうになったと時、描くような物なんだよ。ひでえもんだよ、そんなのをホテルの部屋にはるなんてたいしたタマしてるよ。
まあそんな部屋でも疲れてれば寝られるんだよ、面白いことに。多分ぼくは一寝返りもせずに寝てたと思うよ、あの時。で、そういう時にかぎって早起きしちまうんだな。その時も6時位に起きちゃってさ、例の地図かなんかを見たくなかったからシャワーをあびに行ったんだけど、そのシャワーもけっこうひどくてね、赤い印がついている方の蛇口をひねっても水しか出ないんだよ、本当。まあそれでも、もう石鹸が体中についていたから流さなきゃいけなかったんだよ。君、考えられるかい、秋の初めだというのに ――ピレネーではもう秋にはけっこう寒いんだ―― 暖房がぶっこわれてて、その上にシャワーは水しか出ないんだよ。で、シャワーから出た後、特にやることもなかったからそこら辺をサンポする事にしたんだけどさっ、出入り口のドアが全部しまってんだ。その上に従業員が一人も見当たらないんだよ。多分あのホテルにあの日泊まったのはぼくだけだったと思うよ。でさっ、そのホテルから出る事ができなかたからさ、窓から飛び降りたくなってきたんだ。自殺とかじゃなくて、ただ外に出るためにさっ。だってそんなホテルに朝6:30分位に一人でいる事なんて出来やしないじゃないか、本当に。結局最後には飛び降りなかったんだ、だってぼくの“リスの部屋”は2階にあったんだからね。まあ、そうこうしている内に従業員が一人きて、ちょう下手なスペイン語で
「朝食はいりますか?」って聞くから
「いる。いります」って言って、やっとの事で朝食にありついたんだけどさっ、この朝食がひどいのなんのって、ちょう冷えたコーヒーいっぱいと、かびたような南フランスのパンと少々のバターとジャムだったんだ。でっ、気持ち悪くなってしまったんだよ。で
「このパン大丈夫ですか?」って聞いたら
「フランスパンを馬鹿にする気ですか?」なんて、フランス人ってのはけっこう鼻が高い時が多いんだよ ――その方がぼくにとっては個性があっていいんだけどね――
まあそんな事言われちゃパンを残しおけないだろう、だからむりに食っちまったらさっ、後で腹がいたくなってしまたんだな。まあ、ずーっと後の事なんだけど。


次回の記事で終了するか???
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by tessins | 2008-11-06 01:21 | 16歳の時の日記


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