カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧


スペインカタルーニャでのあっぱれ小僧の観察日誌。あっぱれ小僧が観察しているカタルーニャをKen Officeがご案内しています(旅行、通訳・翻訳、文化交流など)。        tessin@ken-sano.com
by TessinS
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日本人カタルーニャへ来る

日本人がカタルーニャに来て驚くこと。
長くカタルーニャに生活をしていると、当初は驚いていたことなどが忘れさられてしまう。そこで、日本の人が来るとあらためて考えさせられたりする。

自販機が日本のものと比べると遅い。
ある人によるとコカコーラを自販機で買ったのだが、落ちてくるのが凄く遅かったそうです。『自販機もマイペース?』

食事の時間が遅いこと。昼食は1時から3時の間。夕食は21時から23時程度、レストランで夜の20時半ぐらいにならないとオープンしないのに驚き。

食事の量。第一のお皿,第二のお皿,デザートともかく,多い。
『日本人は一皿でいっぱいです』。

食べ物の味付けがはっきりしていること。パエーリャなどは、塩辛く,
デザートは甘すぎ。『プラス・マイナスでちょうどいい感じ。。。』

昼からお酒を飲むこと。朝食からビールやワインを飲む人達もいる。
『午後の仕事は大丈夫なの?』

週末小さな子供達が夜の3時4時まで遊んでいること。特に夏休みの時期、
毎週土曜日にある広場にバンドが入り夜遅くまでダンスが開かれる。子供達もそのダンスに参加したり、広場で遊んでいたりする。
カタルーニャ人は完全に夜行性の民です。週末になると、若者達は朝方の5時とか6時まで、飲んだり、踊ったりしている。

スーパーやデパートを除き、商店が昼休みをとること。14時から17時ぐらいまで店が閉まっている。

木曜日を除いて銀行は午前中だけ。午前中といってもこっちの午前中なので、14時半まで。

お店が日曜日は完全に閉まっていること。デパートなどでもバーゲン時期を除き日曜日は閉店。バルセロナ都会でも、観光地を除き店は閉まっている。

休日が多いこと。夏休みが社会人の場合2週間から1ヶ月、学生の場合は3ヶ月と長い。その他にも冬休み、イースター休み(春休み)。また連休なども多い。『何時勉強するの?』

コンビニが無いこと。バルセロナにはコンビニらしきものが出没してきているが、日本ほどの軒数では無い。『マジでコンビニないんですか?』

美人な女性が多いこと。おじさん達はもちろん、おばさん達も美人な人が多いと驚く。『ただし男性はあまりいけないけど』というコメントなどもありました。

バルセロナ市内の路上駐車。スペースが無い場合、前の車にぶつけて、後ろの車にぶつけて駐車する。バンパーはぶつける為にある、と思っている人も少なからず。

車が汚い事。日本では、週末になると洗車するがこちらでは雨自然洗車が多い。

雨が降ってもあまり傘をささない。もちろん、傘を持っていないと言うわけではないが、大半の人は雨が降ってもあまり傘をささない。雨がそんなに降らない国ですから。

約束の時間は守らないというか,食事などの招待があって,『9時に来いよ』というので、9時に行ってみるとまだ食事の用意が出来ていない。
『手伝いしてくれる』
『あ、はいはい』
という感じなのだ。30分ぐらい遅れて行くのが常識です。

時間にはルーズだが、最後になんとか辻褄を合わせて成功に導く達人である。
サラゴサ万博会場完成やらなにやら・・・

人生は楽しむためにあると心得ている民である。
良く遊び,良く食べ,良くおしゃべりし,お洒落をし,そして良く働く。

さて,この他に何か気付いたことありましたら,お知らせを。
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by tessins | 2008-09-24 00:28 | カタルーニャの生活

Bolets・キノコ

カタルーニャでは、秋に入ると血が騒ぎ出す。キノコ狩りの時期なのだ。テレビのニュースなどでも『今年は、雨が降ってキノコが多そうです』というほど、カタルーニャ人はキノコ好き。カタルーニャ、スペイン産だけでは消費量に間に合わないのでハンガリー、ルーマニアなどから輸入もしている。

週末になると、山はキノコ狩りの人達で一杯になるのだ。
ソルソーナあたりでは、バルセロナなどの都市からキノコ狩りに来る人達の事をPixa pins(松の木に小便する人達)と皮肉を込めて呼んでいる。どうせキノコ狩りに来ても何も見つけられずに、松の木に小便をかけて帰っていくといったようなニュアンスだ。
パジェスに『今年は、キノコは豊作か?』と聞くと絶対に『今年はだめだ』と答える。また、農家の誰かにキノコが取れる場所を聞くと、取れない方向を指さす。パジェスにとって、外部から来る人達は、自分達のキノコをうばいに来る人達なので警戒心もろだし。
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カタルーニャで一番人気があるのがRovellons(日本の初茸にちかい)。炭火で焼き、オリーブオイルをかけて食べると最高。また、Vedella amb bolets(キノコ入りの牛肉シチュー)などがカタルーニャを代表する食べ方だ。
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こういう小さいものは、ビネガーで瓶詰めにする。
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この茶色のキノコは、Moxí(ヌメリイグチの類)。外の皮をむいた方が食べやすい。
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この白いキノコは、天然マッシュルーム。
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この斑点が着いているキノコは、Alzinoi(ナラタケの類)。
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この白いキノコは、Pet de llop(ホコリタケ)。カタルーニャでの名前を直訳すると『狼のおなら』と面白い名前がついている。このキノコは生長すると、袋ができて中には、胞子が一杯。足で袋を踏むと胞子がおならのように立ち上がる事からそういう名前が付いている。

とカタルーニャには、色々な種類のキノコがあり、キノコ狩りから食卓まで、キノコはカタルーニャの人達の秋の楽しみとなっているのだ。
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by tessins | 2008-09-18 16:09 | カタルーニャの生活

Caragolada・カタツムリパーティー

9月11日は、カタルーニャ建国記念日でお休み。嫁の両親ジュアンとローザにお呼ばれ。めでたい日なので、畑やカザ・シレーラ近辺で取ったCargolada・カタツムリを食べるパーティー。
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カタルーニャの内陸では、雨が降ると人々はカタツムリを取りに行く。10日から15日間位、食べ物を与えずに糞を出させて準備OK。
『15日間も何も食べさせないで死なないの?』とジュアンに質問したら、『カタツムリは冬の時期は何も食べずに生きているんだよ』と教えてくれた。
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パジェスでは、この様なかごにカタツムリを入れておく。
今回のカタツムリは、先週雨が降ったときにジュアンが取っておいたのだ。
もちろん野生ものだけではなく、農場で育てているカタツムリもあるが、同じ種類なので野生カタツムリを取った方が安上がりなのだ。
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そして、ローザ風カタツムリと、ミント入りカタツムリの煮込みなどが昼食に出た。
玉ねぎ、トマト、ハーブなどがソースのベースになる。カタツムリの煮込みにボリュームを増す為に、豚肉、ソーセージ、チョリソなども入る。そして最後の仕上げにとろみをつける為、小麦粉を入れて完成。
カタツムリには2種類あり、殻の先が尖っているものとひらったいものがる。先が尖っているカタツムリの方が身が引き締まって美味しいといわれる。

フランスのエスカルゴと比べると小さめで、野性的だが味は大変美味しい。
カタルーニャへ来たばかりの頃は、『ここの人達はでんでんむしを食べてる』と驚いていたが、今ではカタツムリを見かけるとよだれが出てしまうのだ。

この記事を読んでいる皆さん『結構野蛮』と思われる方もいるかも知れませんが、『郷に入れば郷に従え』ということわざもあるように、この様な『びっくり食文化』も取り入れて行くのも大切だと思う。
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by tessins | 2008-09-15 23:42 | カタルーニャの生活

ジェガンツ

ソルソーナは、今週中ずっとフェスタマジョー(大祭)だった。
カタルーニャでは、どんなに小さい町、村でもフェスタマジョーというお祭りがあり、最低でも4日ぐらいは色々な催しが企画され、町の人の為に、もしくは町を活性化する為のお祭りになっている。
このお祭りに欠かせないのがジェガンツ(巨人像)。ふつうのもので高さ4m、重さ70kg。人が中に入りこの巨人ジェガンツを踊らせるのだ。もちろん、人が中に入りバランスを崩すとジェガンツも倒れてしまうのだ。ジェガンツを踊らす為には熟練した技術が必要なのだ。
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2005年に開催された愛知万博でも、スペイン館で開かれたカタルーニャウィークのために、はるばるソルソーナからジェガンツ4体を船便で送り、万博の観客などを楽しませたのを覚えている。
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町により、色々な形や種類のあるジェガンツだが、『この町のジェガンツは上手く出来てる』だとか『この町のジェガンツはあまり格好よくない』など色々な意見もある。ただし、何処の町でも自分の町のジェガンツが一番だと信じているのだ。
ソルソーナという町では、伝統を守る保守主義者がこういうお祭りを支えているのだが、彼達は『プラサ(広場)族』といわれている。ジェガンツ達が踊るのが、決められている広場プラサで踊るのでそういう名前がついているのだ。つまり、プラサで行われる活動をコーディネイトする人達、それは、イコール町をコントロール、牛耳っている、あるいはそう思っている人達なのだ。つまりジェガンツを通して、目に見えないソルソーナの階級層がみえてくるのだ。
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プラサ族になる為には、由緒ある家系ではないと入れないような目に見えない掟があり、例えばアンダルシア地方から出稼ぎに来た子孫などは、そこには絶対に入れない。そんな中、佐野一家の場合、何も知らずにそこに入り込んでしまったというところがある。
よく、ソルソーナの街中でおばちゃん達がうわさをしている時によく出る言葉が『その人はどの家出身なの?』。つまり、生まれた家系でレッテルを貼られてしまうのだ。
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ソルソーナには、ジェガンツを作る有名な工房があるが、そういう状況の中で僕の兄はその工房働いているのだ。代々伝わる技術を、日本から来た青年が継ぐというのだからこれはそれなりに凄い事なのだ。

ただし、そういうプラサ族に入り込みカタルーニャ人に成りきる事がいい事なのか悪い事なのかを判断するのは難しい。僕の場合は、ワンクッションスペースを空けて観察する事にしている。
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by tessins | 2008-09-12 19:05

黒トリュフの栽培

今年に入り、農家の仕事の一環で何かを栽培しようじゃないかという話をしてきた。そこで、何を栽培しようかなといった時に一番最初に頭にきたのが黒トリュフ。トリュフ菌を人工的に植え付けた苗木を植える、上手く木が育てばトリュフも自然と育っていく。
そんなに手間もかからないし、雑草などを年に数回刈ればよい程度だ。ただしネックになるのが黒トリュフを収穫出来るまで8年から10年はかかることである。つまり、30歳で植えたので、収穫は40歳程度の頃になるが、収穫の時期が始まると、35年間は収穫が続くといわれている。
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もともと、地中海気候で育つトリュフ。ギリシャ、ローマ時代から高級料理とみなされていて、地中海の産物として認められている。トリュフが育つには、海抜0mから1500mの条件が必要だ。
世界中の黒トリュフの生産量の90%はヨーロッパで生産されている。(フランス、スペイン、イタリア)スペインのトリュフの生産量は、フランスの次に多い4500ヘクタールで、年によっては、40トンも越す。
トリュフには色々な種類があるが、最も最高級とみなされているのが、Tuber Melanosporum(黒トリュフ)だ。この黒トリュフは冬12月から3月のみの収穫。この黒トリュフは身が引き締まっていてにおいが最高である。
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イタリアにしか出来ない白トリュフもあるが、これは栽培が不可能なため、一般庶民には手が届かない価格で販売されている。去年の売買価格だと、キロ当たり200万円とか。

黒トリュフの市場というのが、黒トリュフのように暗闇なのだそうだ。
トリュフを収穫する人達に話しを聞くと、普通のバルとかでトランプをしているおじさん達がいる。そして、夜中のある時間を過ぎるとそのバルがトリュフの取引所に変身しトランプをしていたおじさん達が取引をしだすのだ。
ソルソーナでもあるバルで取引が行われていたらしいが、数年前にその建物自体が取り壊しになってしまった。その後駐車場が出来たのだが、今でもその場所で取引が行われている。
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夏のシーズンにも収穫出来るトリュフが、Tuber Aestivum(サマートリュフ)。冬トリュフと比べるとにおいが多少落ちるが、価格的にはリーゾナブルだ。

まだカタルーニャではあまり栽培されていないが、ちょうどソルソーナにスペイントリュフ協会があり、トリュフの栽培に関する情報を与えてくれる。
苗木にトリュフ菌がついてるかついてないかも検査してくれるのでありがたい。

というわけで、今年の3月のある日、山に苗木を植えに行ったのだ。もちろん僕と嫁だけでは無理なので、嫁の家族と僕の一家にも手伝ってもらった。トリュフを収穫出来るようになったらおすそ分けという事で。1日で苗木250本を植えたが、次の日は半端じゃない筋肉痛だった。でもこれでちょっとはパジェスに近ずけたかなという心境で張り切っている毎日です。来年もまた『木を植えた男』じゃないが苗木を植えていきたいと思っている。

トリュフが上手く育つには、色々な条件が揃わないと無理だが、さてさて、本当に10年後に成るのか楽しみです。まあ、育たなければ育たないで、楢の木を250本植えたという事で満足。
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これだけ雑草も伸びると刈るのに大変。

カタルーニャのことわざで、こんなのがある『人が一生でやらなければいけない3つのこと:木を植えること、本を書くこと、子孫を作ること』。

・木を植えること:目的達成、ただしこの3,4年カタルーニャでは雨不足が続いているので植えた木が枯れる可能性がある。佐野一家と同じようにカタルーニャの土地にねずくようにと願をかけながら木を植えた。
・本を書くこと:自分が考えた事や経験をまとめる為にブログを始めたが、現代の本はブログという事で自分なりに納得している。
・子孫を作ること:今現在準備中です。

このことわざの意味は、我々が生まれてきた地球よりも、子孫の為により良い状況で残してあげようということだと理解している。地球環境が話題となっている今世紀、地球に存在する一人一人が3つの事をやりとげれば、少しは良くなるのではないかと信じている。

これからも木の生長をレポートしていきます。
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by tessins | 2008-09-04 00:32 | カタルーニャの生活

カーザ・シレーラの畑

嫁の実家のカーザ・シレーラの畑では、数年前から日本の野菜を栽培している。
今までにうまく収穫できた物は、オクラ、枝豆、ハニーコーン、紫蘇、ごぼう、栗かぼちゃ、春菊など。
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収穫ごとに嫁の実家で、僕の母親の『日本の野菜をどう食べるか』教室が始まるのだ。
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今年はオクラ、枝豆、ハニーコーン、栗かぼちゃが豊富。こっちのとうもろこしは、家畜の肥料用が多いので、日本のとうもろこしのように甘くない。
カタルーニャ人は納豆も駄目なように、オクラのネバネバ性があまり好まれない。
ごぼうは、土が硬いためか成長が良くない。
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春菊は、嫁の母親ローザに雑草と間違えられ、むしられてしまった事もある。ローザによると『見た事もない草だったので、雑草かと思った』と。
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先週末は、畑の野菜でバーベーキューをした。
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日本の野菜をカタルーニャで食べられるのは贅沢だと思う。近頃はバルセロナの市場とかへ行くと、白菜だとか、サトイモ、などが買える。普通のスーパーでも醤油などを買う事が出来るほど、日本の物が普及されて来ているので、日本の野菜栽培を増やしていき、カタルーニャの人に日本の野菜を味わってもらいたいと思っている。
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by tessins | 2008-09-02 01:21 | カタルーニャの生活


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