カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧


スペインカタルーニャでのあっぱれ小僧の観察日誌。あっぱれ小僧が観察しているカタルーニャをKen Officeがご案内しています(旅行、通訳・翻訳、文化交流など)。        tessin@ken-sano.com
by TessinS
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ここをクリックして頂くと応援になります。
人気ブログランキングへ

カタルーニャに興味がある人は、こちら。
Ken Office S.L.のサイトへ

カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ

<   2008年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧

一年で一番短い夜

b0144985_2391442.jpg

6月24日はサン・ジュアン(聖人ジュアン=ヨハネ)の日だ。
カタルーニャでは誕生日以外にもサン(Sant, 自分の名前の聖人の日)という日があり、大体、誕生日と同じ扱い。ソルソーナに住みだした当初は『ここには2回も誕生日があるのかよ』と結構驚いた。子供の頃はプレゼントなども二回もらえるそうだ。よく『テッシンのサンはいつ?』と聞かれるので『サン・テッシンは毎週土曜日だからプレゼントお願い』と答えることにしているが誰も納得してくれない。

サン・ジュアンの日は一年で一番夜が短い日で、夏の始まりだ。それを祝うためにカタルーニャの町々では23日の夜に火祭りが行われる。
今年はピレネー山脈の奥深い小さな村、サン・ジュアン・ディジルの火祭りへ行ってきた。村の名前がサン・ジュアンだから、この日、盛大に祝うのは当然だ。
サン・ジュアン・ディジルの火祭りは凄く有名でカタルーニャ中から人が集まる。普通は100人ぐらいの人が住むような小さな村なのだが、サン・ジュアンの日になると急に増える。普通は畑として使われる土地が駐車場となり、ちゃっかり入場料もしくは駐車場代として10ユーロを回収(そういうところは、カタラン人はしっかりしている)。
b0144985_2393792.jpg

町の中心に大きな乾燥した黒松の木を一本たて、町の人達が山から火を巨木丸太トーチ(松明=たいまつ)でおろしてこの黒松の木に火をつける。
午後8時ぐらいになると(午後8時というのは、カタルーニャでは夏は9時半ぐらいにならないと暗くならないため、8時はまだ午後扱い)村人達が山に登りトーチに火をつけ始め、暗くなりだすと、40人ぐらいの人達が1,5m位の大木トーチを背中に抱えて山を降りてくる。急な斜面を降りてくる為、転がって降りてくる人もいる。町の中から山の斜面を列になり降りてくるのを見ていると凄く綺麗だが、たまに転がり落ちているのが見える。怪我はしないのかな。
11時半ぐらいになると大木松明を抱えた人達が村に次々に着き、順番に広場に立てられた黒松に火をつけていく。たいへんな仕事なので、大汗をかき、降りてくる人ごとにワインが振舞われる。黒松の大きな火が夜空に映って美しい。
サン・ジュアンの日に欠かせないのは花火なのだが、強烈な花火を町中で鳴らしていく。毎年次の日のニュースをみると一人か二人位は指などを無くすそうだが、それでも花火を禁じないのが凄いと思う。
b0144985_240868.jpg


その後は、広場に設けられたステージにバンドが入り、日が昇るまでダンス。カタラン人は夜行性の民で、週末になると朝方まで飲んだり、踊ったりするのが普通。驚くのは小さい子供達も夜1時、2時位まで広場で踊っているのだ。
あっぱれ小僧の嫁さんのお父さんがジュアンという名前なので、次の24日サン・ジュアンを祝う為に昼食に招待されていた。そのため、早めに引きあげたが、そうでなければ朝方まで踊っていたことだろう。
[PR]
by TessinS | 2008-06-26 02:42 | カタルーニャの生活

自己紹介みたいなもの 2

アッ、そうだ、なんでぼくがカタルーニャのソルソーナって所にいるかを書こうと思うんだ。
まずカタルーニャっていうのはだよ、大体、スペインのアラゴン地方とバレンシア地方と南フランスの間にある32,000平方km位の地域なんだ。
まず最初に、南フランスっていうのはだよ“今世界中が目を向けている”なんてピ-タ-・メイルのおっさんが言ってるけれど、そんなんじゃないと思うよ。なんせカタルーニャから近いもんで、チョクチョク車で200キロ位行くと南フランスなんだ。ピーターのおっさんの観察には感心するところもあるよ、だけどやっこさんの、意味が含まれているのか意味が含まれていないのかわかんないような書き方には参るよ。だけど本を読んでいてたまには好感を持った時もあるよ。なんでかっていうと、奴さんとぼくの家族のがけっこう似たような立場にいるからさっ。例えば奴さんとぼくのおやじの仕事なんかが同じだったんだ。なんせ奴さん、ぼくのおやじと同じように15年間広告業をして働いてさ、外国へ住むために退職したんだ。まあぼくのおやじの方は、平凡サラリーマンでピーターのおっさんみたいに海外を飛び回っていなかったんだけどさっ。その他にも200年位前の石造りの家に住んでいるっていうのも同じなんだ。ぼく達はネズミがその田舎家に出るとか、大家さんがケチだとかいう理由で2年位そこに住んでから、ここカディ通り17番地まで引っ越して来ちまったんだけどさ。ちょう、似てるところがあると思わないかい? そんなことを考えついて実行に移すのは、やっぱり日本人とイギリス人ぐらいだろうと思うよ、本当に。
b0144985_2042220.jpg

ぼくのおやじとピーター・メイルの違うところといったらさ、ぼくのおやじはスペインのカタルーニャで奴さんはフランスのプロヴァンスっていうのと、奴さんは本を書くためにプロヴァンスに来てもう書く用意ができてたっていう感じなんだけど、ぼくのおやじの場合はそんな用意はしてこなかったんだなあ~。“まずそこへ行ってから”なんて、何も先のことを考えず,すぐ行動に移すなんてところがおやじの特徴なんだ。まあそんなところだけなんだ、違いっていうのは。

スペインっていうと赤土の砂漠を思い浮かべるだろう? だけどそれがけっこう違うんだ。まあそういう場所もあるかもしれないけれど、いちおうスペインっていう国も、EC=EU(ヨーロッパ連合)に入る国だってことを知っていなきゃいけないよ。はしくれでも、一応ヨ-ロッパなんだよ。だけどヨーロッパの国にしてはイタリアみたいに政治が落ち着かなくてね。

More
[PR]
by TessinS | 2008-06-19 20:06 | 16歳の時の日記

自己紹介みたいなもの 1

この記事は15、16歳の時に書いていた日記・エッセイになります。そのままなので、今読み返すと、ちょっと恥ずかしい部分もありますが、12歳で異国に移った少年の感想と思って読んでください。
b0144985_17464927.jpg
=自己紹介みたいなもの=

まず,最初に,この日誌を読む前に君が知っておかなきゃいけないのは、ぼくは日本で生まれた日本人だけど,日本人とは言われない日本人だっていうことさ。ぼくは12才まで,そのアジア方面にある4つの島から成り立っている国で過ごしたんだけど,日本のことをあまり知らないんだ。大げさに言うとだよ,ぼくの日本に対する基本的な知識かなんかはそんなところなんだ。
ぼくのまわりにいる人間達は「日本のことを知っていた方がいい」なんて言ってんだけど、そのことを考えるだけで、ぼくの天才的な頭は二日酔いした時のように痛くなってしまうんだ。ここでなんでぼくが二日酔いのつらさを知っているかと言うとだよ、この頃パーティがたくさんあってアルコール類がいっぱいでてくるんだ。

なんといっても、ここは地中海だもんね~。

そうは言っても、一応日本についてのことを知っておいた方がいいと思うけれど、頭が痛くなってしまうという,<自然現象には逆らってはいけない>という考えの方が先にきてしまうんだな、ぼくの場合は。
だからって,つまり自然現象に逆らってはいけないという考えをするからって、ぼくがエコロジストとか言っているわけじゃないんだ。まあ、そういう傾向は少し、親からの遺伝に見られるけれど、特にエコロジストになるとかが、ぼくの夢とかではないんだ。そこの微妙な感じをわかってくれれば、ぼくは嬉しいんだ。
で、例え、ぼくが日本語のマヌケッぽい辞書かなにかを、カッコよく棚からとって日本語を無理矢理に勉強しようとしてもだよ、絶対に99 %は確実に、誰かが邪魔をするんだよ、本当に。たとえ相手に邪魔をする気がなくてもだよ、結果的には邪魔をしていることになるんだ。まあ人の邪魔をするのをぼくの弟みたいに人生の生き甲斐と思いこんでいる人間達もいるかもしれないけどさっ。
ぼくの弟なんてスゴク、エグイ手を使うんだ。本当だよ。ぼくがこの日誌を書こうとしているとだよ、ぼくの弟でシオンなんて名前をもった奴がだよ、ありがたくもCDプレイヤ-かなんかのコ-ドをわざわざ伸ばしてまで、ぼくの所にU2の“Zooropa”なんかをハスキ-で音痴な声できかせにくるんだよ。奴さん,音痴なくせに,むずかしい歌ばっかりを歌いたがるんだな。で、もっとひどいのは、歌詞で知らない部分がでてくるとだよ、ゲボを吐いている時に出すような音を胃から出すんだよ。君もあの音には参ると思うよ。
---ぼくの弟なんてのは小学校4年で中退しちまったんだよ。なぜかっていうとバルセロナからピレネ-山脈方面に130km位いった所にあるソルソ-ナっていう人口7000人位の町(来た当時の人口)に引っ越してきちまったんだよ。ちなみに、ぼくは小学校6年まで日本にいたんだ---
学校の先生に「ノドちんこ手術しろ!」なんていわれてもだよ、奴さん気にもかけずに“一週間”の節を歌い続けるんだよ。奴の神経の太さには感心しちゃったよ、本当に。君はみたことないかな、こういうふうにして人の邪魔をして心の底から喜んでる種族を。
チョット話はズレルが、ぼくが現在住んでいるカタル-ニャ自治州=首都バルセロナには、こういうふうな種族があしからずも多いんだ。だからってぼくがそういう種族を毛嫌いしているとかではないんだ。ぼくが思うに、そういう要素がカタルーニャのいいところのひとつじゃないかな。なんせ他には何も特徴がないような感じがするんだ。だけどよくカタルーニャに来る外国人(特に日本人)はカタルーニャというと、光と陰とか,Gaudí(ガウディ)とPicasso(ピカソ)& Miró(ミロ)コンビなんて、おたけびをあげるだけなんだから参っちゃうよ。実際のことはなんにも見えないんだよ。

More
[PR]
by TessinS | 2008-06-18 17:54 | 16歳の時の日記

ちょっとした解説

カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧へようこそ!!


初めまして、スペインのソルソーナという街に住む佐野テッシンです。
ソルソーナという街は、スペインのカタルーニャ地方のほぼ真ん中にある小さな街で、人口が9000人位の街です。カタルーニャ地方と言ってもぴんと来ないかも知れませんが、バルセロナを中心とした地方で人口が約800万人です。カタルーニャ地方で公用語として喋られているのが、カタラン語とスペイン語。カタラン語というのは、方言ではなく一つの言葉として認められています。どちらかと言うと、スペイン語とフランス語の中間みたいな言葉です。
僕は1977年埼玉県生まれのれっきとした、日本男児ですがこっちに12歳の時に住む事になり、結構カタランモードが入っている奇妙な性格を持っている人間です。僕の家族はまれに無いケースで、3人兄弟を持つ親が40歳の時にスペインに移住する事に決めちゃったのです。。。まだ幼い歳の子供達は、『まあ飛行機乗れるならいいかな』位いの気持ちでこちらに住み着くようになってしまったのです。もちろん、スペイン語もカタラン語も分からない状態で。
もちろん、こちらへ着いたばかりの時は、カタラン語の存在も知らずに来てしまったのです。。。来た当時は、道路標識が2つの言葉で書かれているぞというような感じで、何じゃこりゃという雰囲気でした。

まあ、結局カタルーニャのルソーナに住むことになりもう19年がたってしまいました。

何故カタルーニャに住むことになったかというのは、話し出すと凄く長くなりそうなので、これから書いて行くブログの中で少しずつ説明をして行きたいと思います。また、ソルソーナに住み始めて間もない頃に書いていた(16歳位)日記なども掲載して行きます。

仕事柄、日本から来る人達をこちらで案内したり、こちらの人達を日本へ案内したりしています。このブログを通して、日本の人がスペインに来て驚くような事、またスペイン人が日本へ行き驚くような事などを解説して行きたいと思います。また、こちらの人達の生活、文化、日本との違いなどを解説出来たらなと思っています。タイトル通り、カタルーニャの農家に嫁いだ状況の中で、特にカタルーニャの農家生活や人々の生活などに関し気ずいた事などを書いて行きたいと思っています。


ソルソーナ
佐野テッシン
b0144985_1949491.jpg
[PR]
by TessinS | 2008-06-16 19:03 | プロフィール


ライフログ
検索
その他のジャンル
Skypeボタン
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧