カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧


スペインカタルーニャでのあっぱれ小僧の観察日誌。あっぱれ小僧が観察しているカタルーニャをKen Officeがご案内しています(旅行、通訳・翻訳、文化交流など)。        tessin@ken-sano.com
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ジェガンツ

ソルソーナは、今週中ずっとフェスタマジョー(大祭)だった。
カタルーニャでは、どんなに小さい町、村でもフェスタマジョーというお祭りがあり、最低でも4日ぐらいは色々な催しが企画され、町の人の為に、もしくは町を活性化する為のお祭りになっている。
このお祭りに欠かせないのがジェガンツ(巨人像)。ふつうのもので高さ4m、重さ70kg。人が中に入りこの巨人ジェガンツを踊らせるのだ。もちろん、人が中に入りバランスを崩すとジェガンツも倒れてしまうのだ。ジェガンツを踊らす為には熟練した技術が必要なのだ。
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2005年に開催された愛知万博でも、スペイン館で開かれたカタルーニャウィークのために、はるばるソルソーナからジェガンツ4体を船便で送り、万博の観客などを楽しませたのを覚えている。
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町により、色々な形や種類のあるジェガンツだが、『この町のジェガンツは上手く出来てる』だとか『この町のジェガンツはあまり格好よくない』など色々な意見もある。ただし、何処の町でも自分の町のジェガンツが一番だと信じているのだ。
ソルソーナという町では、伝統を守る保守主義者がこういうお祭りを支えているのだが、彼達は『プラサ(広場)族』といわれている。ジェガンツ達が踊るのが、決められている広場プラサで踊るのでそういう名前がついているのだ。つまり、プラサで行われる活動をコーディネイトする人達、それは、イコール町をコントロール、牛耳っている、あるいはそう思っている人達なのだ。つまりジェガンツを通して、目に見えないソルソーナの階級層がみえてくるのだ。
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プラサ族になる為には、由緒ある家系ではないと入れないような目に見えない掟があり、例えばアンダルシア地方から出稼ぎに来た子孫などは、そこには絶対に入れない。そんな中、佐野一家の場合、何も知らずにそこに入り込んでしまったというところがある。
よく、ソルソーナの街中でおばちゃん達がうわさをしている時によく出る言葉が『その人はどの家出身なの?』。つまり、生まれた家系でレッテルを貼られてしまうのだ。
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ソルソーナには、ジェガンツを作る有名な工房があるが、そういう状況の中で僕の兄はその工房働いているのだ。代々伝わる技術を、日本から来た青年が継ぐというのだからこれはそれなりに凄い事なのだ。

ただし、そういうプラサ族に入り込みカタルーニャ人に成りきる事がいい事なのか悪い事なのかを判断するのは難しい。僕の場合は、ワンクッションスペースを空けて観察する事にしている。
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by tessins | 2008-09-12 19:05


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