カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧


スペインカタルーニャでのあっぱれ小僧の観察日誌。あっぱれ小僧が観察しているカタルーニャをKen Officeがご案内しています(旅行、通訳・翻訳、文化交流など)。        tessin@ken-sano.com
by TessinS
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一年で一番短い夜

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6月24日はサン・ジュアン(聖人ジュアン=ヨハネ)の日だ。
カタルーニャでは誕生日以外にもサン(Sant, 自分の名前の聖人の日)という日があり、大体、誕生日と同じ扱い。ソルソーナに住みだした当初は『ここには2回も誕生日があるのかよ』と結構驚いた。子供の頃はプレゼントなども二回もらえるそうだ。よく『テッシンのサンはいつ?』と聞かれるので『サン・テッシンは毎週土曜日だからプレゼントお願い』と答えることにしているが誰も納得してくれない。

サン・ジュアンの日は一年で一番夜が短い日で、夏の始まりだ。それを祝うためにカタルーニャの町々では23日の夜に火祭りが行われる。
今年はピレネー山脈の奥深い小さな村、サン・ジュアン・ディジルの火祭りへ行ってきた。村の名前がサン・ジュアンだから、この日、盛大に祝うのは当然だ。
サン・ジュアン・ディジルの火祭りは凄く有名でカタルーニャ中から人が集まる。普通は100人ぐらいの人が住むような小さな村なのだが、サン・ジュアンの日になると急に増える。普通は畑として使われる土地が駐車場となり、ちゃっかり入場料もしくは駐車場代として10ユーロを回収(そういうところは、カタラン人はしっかりしている)。
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町の中心に大きな乾燥した黒松の木を一本たて、町の人達が山から火を巨木丸太トーチ(松明=たいまつ)でおろしてこの黒松の木に火をつける。
午後8時ぐらいになると(午後8時というのは、カタルーニャでは夏は9時半ぐらいにならないと暗くならないため、8時はまだ午後扱い)村人達が山に登りトーチに火をつけ始め、暗くなりだすと、40人ぐらいの人達が1,5m位の大木トーチを背中に抱えて山を降りてくる。急な斜面を降りてくる為、転がって降りてくる人もいる。町の中から山の斜面を列になり降りてくるのを見ていると凄く綺麗だが、たまに転がり落ちているのが見える。怪我はしないのかな。
11時半ぐらいになると大木松明を抱えた人達が村に次々に着き、順番に広場に立てられた黒松に火をつけていく。たいへんな仕事なので、大汗をかき、降りてくる人ごとにワインが振舞われる。黒松の大きな火が夜空に映って美しい。
サン・ジュアンの日に欠かせないのは花火なのだが、強烈な花火を町中で鳴らしていく。毎年次の日のニュースをみると一人か二人位は指などを無くすそうだが、それでも花火を禁じないのが凄いと思う。
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その後は、広場に設けられたステージにバンドが入り、日が昇るまでダンス。カタラン人は夜行性の民で、週末になると朝方まで飲んだり、踊ったりするのが普通。驚くのは小さい子供達も夜1時、2時位まで広場で踊っているのだ。
あっぱれ小僧の嫁さんのお父さんがジュアンという名前なので、次の24日サン・ジュアンを祝う為に昼食に招待されていた。そのため、早めに引きあげたが、そうでなければ朝方まで踊っていたことだろう。
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by TessinS | 2008-06-26 02:42 | カタルーニャの生活
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