カタルーニャ農家に嫁いだあっぱれ小僧


スペインカタルーニャでのあっぱれ小僧の観察日誌。あっぱれ小僧が観察しているカタルーニャをKen Officeがご案内しています(旅行、通訳・翻訳、文化交流など)。        tessin@ken-sano.com
by TessinS
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自己紹介みたいなもの 1

この記事は15、16歳の時に書いていた日記・エッセイになります。そのままなので、今読み返すと、ちょっと恥ずかしい部分もありますが、12歳で異国に移った少年の感想と思って読んでください。
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=自己紹介みたいなもの=

まず,最初に,この日誌を読む前に君が知っておかなきゃいけないのは、ぼくは日本で生まれた日本人だけど,日本人とは言われない日本人だっていうことさ。ぼくは12才まで,そのアジア方面にある4つの島から成り立っている国で過ごしたんだけど,日本のことをあまり知らないんだ。大げさに言うとだよ,ぼくの日本に対する基本的な知識かなんかはそんなところなんだ。
ぼくのまわりにいる人間達は「日本のことを知っていた方がいい」なんて言ってんだけど、そのことを考えるだけで、ぼくの天才的な頭は二日酔いした時のように痛くなってしまうんだ。ここでなんでぼくが二日酔いのつらさを知っているかと言うとだよ、この頃パーティがたくさんあってアルコール類がいっぱいでてくるんだ。

なんといっても、ここは地中海だもんね~。

そうは言っても、一応日本についてのことを知っておいた方がいいと思うけれど、頭が痛くなってしまうという,<自然現象には逆らってはいけない>という考えの方が先にきてしまうんだな、ぼくの場合は。
だからって,つまり自然現象に逆らってはいけないという考えをするからって、ぼくがエコロジストとか言っているわけじゃないんだ。まあ、そういう傾向は少し、親からの遺伝に見られるけれど、特にエコロジストになるとかが、ぼくの夢とかではないんだ。そこの微妙な感じをわかってくれれば、ぼくは嬉しいんだ。
で、例え、ぼくが日本語のマヌケッぽい辞書かなにかを、カッコよく棚からとって日本語を無理矢理に勉強しようとしてもだよ、絶対に99 %は確実に、誰かが邪魔をするんだよ、本当に。たとえ相手に邪魔をする気がなくてもだよ、結果的には邪魔をしていることになるんだ。まあ人の邪魔をするのをぼくの弟みたいに人生の生き甲斐と思いこんでいる人間達もいるかもしれないけどさっ。
ぼくの弟なんてスゴク、エグイ手を使うんだ。本当だよ。ぼくがこの日誌を書こうとしているとだよ、ぼくの弟でシオンなんて名前をもった奴がだよ、ありがたくもCDプレイヤ-かなんかのコ-ドをわざわざ伸ばしてまで、ぼくの所にU2の“Zooropa”なんかをハスキ-で音痴な声できかせにくるんだよ。奴さん,音痴なくせに,むずかしい歌ばっかりを歌いたがるんだな。で、もっとひどいのは、歌詞で知らない部分がでてくるとだよ、ゲボを吐いている時に出すような音を胃から出すんだよ。君もあの音には参ると思うよ。
---ぼくの弟なんてのは小学校4年で中退しちまったんだよ。なぜかっていうとバルセロナからピレネ-山脈方面に130km位いった所にあるソルソ-ナっていう人口7000人位の町(来た当時の人口)に引っ越してきちまったんだよ。ちなみに、ぼくは小学校6年まで日本にいたんだ---
学校の先生に「ノドちんこ手術しろ!」なんていわれてもだよ、奴さん気にもかけずに“一週間”の節を歌い続けるんだよ。奴の神経の太さには感心しちゃったよ、本当に。君はみたことないかな、こういうふうにして人の邪魔をして心の底から喜んでる種族を。
チョット話はズレルが、ぼくが現在住んでいるカタル-ニャ自治州=首都バルセロナには、こういうふうな種族があしからずも多いんだ。だからってぼくがそういう種族を毛嫌いしているとかではないんだ。ぼくが思うに、そういう要素がカタルーニャのいいところのひとつじゃないかな。なんせ他には何も特徴がないような感じがするんだ。だけどよくカタルーニャに来る外国人(特に日本人)はカタルーニャというと、光と陰とか,Gaudí(ガウディ)とPicasso(ピカソ)& Miró(ミロ)コンビなんて、おたけびをあげるだけなんだから参っちゃうよ。実際のことはなんにも見えないんだよ。




話をかってに戻すけど,,,
ぼくがこの作品を書いているのをじゃまされた時に隣に座っていたロック・ミュ-ジック嫌いなぼくのおじいちゃんは,
「こんなZooropaなんて音楽うるさくて聞いてられないよ!!」なんてぼくに助けを求めながら聞いていないふりを装っているんだけど、本当は耳の長さが8cm位もあるから絶対に聞いていたと思うんだ。このおじいちゃん毎年休養をしにここへくるんだ。ちょうどその時もいたんだ。シオンの被害者がもう一人増えたとも言えるね。
もう大分“自己紹介みたいなもの”をしてしまったんだけど、まだ足りないという人達のためにもう少し書こうと思うんだ。---やはりぼくの体の中にも日本人特有の“いたれり、つくせり”心があるんだから感心するよ、まったく---
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ということで、もう少し今の状況を説明するとだよ、ぼくカディ通り17番地に住んでいる16才の少年で---よく青春小説にでてくるような大人が作ったような人物じゃないんだ---ぼくは実際の16才なんだ。ぼくは1977年生まれなんだよ、君。カタルーニャの高校1年を終えたところだけど、2科目落としてしまっている状況なんだ。
カタルーニャでは日本とちがって2科目以上落とすと次の学年に上がれないんだ。ひでえもんだよ。だからってぼくは普通の人がやるようにあせるってなんてことはしないんだ。なぜかっていうとぼくが天才っていうこともあるけど、人生は長くて勉強だけが人生じゃないってことを知っているからなんだよ、君。本当にこのことを知っていると得するよ。

自己紹介みたいなもの2に続く。
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by TessinS | 2008-06-18 17:54 | 16歳の時の日記
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